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『大陸のケルト文化』は、紀元前8世紀ごろに中央ヨーロッパで興った『ハルシュタット文化』と呼ばれる鉄器文化がそのルーツであると言われます。その後、『大陸のケルト民族』はスイスの方へ移動して、『ハルシュタット文化』『ラ・テーヌ文化』へと昇華して行きます。そして、この『ラ・テーヌ文化』の中から、『渦巻きや曲線』、『幻想的な動物柄の装飾』といった躍動する抽象的で象徴的な独特の世界観が生まれて行きます。

この後、『大陸のケルト民族』は東ヨーロッパやフランス、スペインへと勢力を拡大して行きます。ケルト人は死を恐れず、一騎打ちに長け、非常に好戦的で他民族からは恐れられていました。紀元前4世紀ごろにはその勢力が最高潮に達し、ローマやギリシャに攻め込み、ローマを7ヶ月間占領した事もありました。しかし兵力を組織化する事は不得意で、基本的にそれぞれの部族長を中心とする少人数の戦士の集まりだったため、後にカエサルの率いるローマ軍に撃破され、ガリア地域(現在のフランス及びスイス東部、ベルギー南部)に住んでいたケルト人(ガリア人)は、カエサルに制圧されます。そしてガリア地域はローマ帝国の領土となり、ガリア人がローマへの同化やゲルマン民族との混血を通じて、現在のフランス人の原型となったと言われています。ですから、今でもフランスではガリアの歴史を自らのアイデンティティーとして尊ぶ傾向があり、タバコの『ゴロワーズ』のパッケージにもガリアの戦士のヘルメットが描かれています。

ブリティッシュ(イギリス人)の中でも、英語を完全な母国語としていたのはイングランド人だけです。それ以外のスコットランド人やウエールズ人、そしてアイルランド人は元々ケルト語系の言語を話す人々で、彼らには独特のケルトという文化背景があります。このケルト文化では、『ケルズの書』や『ダロウの書』に見られる様な捻れ繋がった螺旋模様や、動物をモチーフにした生命力溢れるデザイン、そして石への信仰が特徴的です。5世紀にキリスト教が伝来して以降も、アイルランドやスコットランド、ウェールズでは、先住文化と融合し、『ケルティック クロス』と呼ばれる、真ん中に円環のついた独特の十字架に象徴される、独特のキリスト教文化が花開きます。これらの地では今でも、当時作られた大きな石造りの『ケルティック クロス』が散在しています。

ケルトは、かつて東はユーゴスラビアやルーマニア、西はフランスやスペイン、北はスコットランドやアイルランド、南はイタリアにまで移動し散在していたヨーロッパの先住的民族です。ケルト人という名称は、紀元前7世紀頃に古代のギリシャ人が西方のヨーロッパ異民族を『ケルトイ』と呼んだ事に由来すると言われます。ケルト人というと一定の人種を指し示すイメージがありますが、正確には『ケルト語を話す人達』という意味で、この中には多くの部族が含まれ、大きくは島のケルトと大陸のケルトに二分されます。

ケルトについて:

『大陸のケルト』の歴史と平行して存在した、ブリタニア(現在のイングランド、スコットランド、ウェールズ)やアイルランドに於いてケルト言語を話す民族を『島のケルト人』と呼んでいます。この『島のケルト人』に関しては、紀元前7〜4世紀頃にイベリア半島(現在のスペイン、ポルトル)に住み着いた『大陸のケルト民族』が、ブリタニアやアイルランドへ移住して来たという説が長年支持されてきました。しかし、DNAの解析技術が進んだ現代に於いてこの説は変化してきています。というのも、ケルト語が現存する、スコットランドやウェールズ、アイルランドの『島のケルト人』と呼ばれてきた人々の遺伝子を解析したところ、『大陸のケルト人』のものとは大きく違っている事が判明したからです。

スコットランドは、1707年にグレートブリテン王国(イギリス)に組み入れられるまでは、独立した国家でした。スコットランド独立戦争でイングランドに対して勝利を収め、1320年に発布されたスコットランド独立宣言(アーブロース宣言)によると、”スコットランド人は、スキタイ(ウクライナを中心とする中央アジア方面)から地中海経由でスペイン(イベリア半島)にやってきた。そこで野蛮な部族と衝突しながらも、いかなる部族にも屈せずに長い間その地に住んだ。そして、西方の(スコットランド人にとって約束の地である所の)スコットランドの地に渡り、まず(ケルト人である)ブリトン人を放逐し、ピクト人も粉砕した。そしてノルウェー人、デンマーク人、そしてイングランド人の侵攻を幾度となく受けつつもスコットランドの地を守り抜いてきた。” という趣旨の事を述べています。

ところで、スコットランド人が長く滞在していたとされる『イベリア半島』(現在のスペイン)に最も古くから定住していたと言われるのが『バスク人』と呼ばれる人々です。彼らは他のヨーロッパとは全く違った言語形態と遺伝子を持ち、独自の文化を維持しながら、現在もイベリア半島のバスク地方に暮らしています。(バスク人はヨーロッパ大陸の中で唯一インド・ヨーロッパ系の言語を話さない民族です。ちなみに日本でも有名な革命家チェ・ゲバラ』
もバスク系アルゼンチン人。)そしてこの『バスク人』の祖先が『古代イベリア人』と呼ばれる人々であると言われています。一方『大陸のケルト人』は紀元前11世紀頃に、2度に渡ってイベリア半島を訪れた痕跡があります。そして『古代イベリア人』が南部に住む一方、『大陸のケルト人』は北部と西部に定住しながら、徐々に中央部で先住民の古代イベリア人との混血を進め、『セルティベロ』(ケルト・イベリア人)という民族を生みだしたと言われています。イベリア半島からスコットランドへ民族の移動があったのはこの頃と思われますし、独立宣言で言われている『スコットランド人』つまり近代『島のケルト人』と呼ばれていた人々は、
『ケルト・イベリア人』である可能性もあります。

又、最新の学説では、スコットランド人やアイルランド人は、元々イベリア半島からやってきた『古代イベリア人』とスコットランドやアイルランドの先住民族である『ピクト人』とが融合したものだとされています。そして後に大陸のケルト人が少数、そして更にゲルマン人、ベルガエ人、バイキング(ノルマン人:ノース人・デーン人・スヴェーア人)が少数、スコットランド、アイルランド、イングランドに渡来して混血したと言われています。

人類学的に見ても言語学的に見ても、『バスク人』『古代イベリア人』の直系の子孫であり、そして『島のケルト人』のDNAは『古代イベリア人』の影響が大きいとされています。ですからどの歴史的な学説が正しいにしろ、現在私達がスコットランドやアイルランド等に見る『島のケルト』というのは、根底に『古代イベリア人=バスク人』的な世界観が色濃く反映されているものと言えるでしょう。しかし同時に、先住民族がピクト人であり、スコットランドやアイルランドがケルト語圏である事を考えると、スコットランド人やアイルランド人の祖先が、いくらブリトン人(大陸のケルト人)やピクト人を駆逐・粉砕したと宣言しても、ケルトやピクトの影響が文化的・民族的に大きかったと考える方が理にかなっています。ですから近代スコットランドやアイルランドに代表される『ケルト』とは、『バスク=イベリア的』なものと、『大陸のケルト』そして『ピクト』的なものの融合と考えるのが自然でしょう。

ちなみに『古代イベリア人』は『ストーンヘンジ』で有名な西ヨーロッパ巨石文明を造り上げた民族の子孫だという事です。ですから古代イベリア人は時代と共に分裂と部分的混血、そして巡回的な大移動を繰り返しながら、スコットランドやアイルランドに『古代巨石文明』と、『妖精が取り巻く神話的な世界』という色合いの違う文明を時間差で花咲かせたのかも知れません。

又、歴史的に見て、他民族が流入すると先住民族との間で激しい闘いが繰り広げられ、その結果敗者はジェノサイド(集団虐殺)され、その文化的要素は徹底的に排除されるというのが、殆どの民族で通例とされてきました。スコットランドやアイルランドに於ける『ケルティック クロス』に代表される様な、先住文化と流入文化の融合を行って来た民族は非常に稀です。ただ面白い事に、この傾向は、私達の祖先の一部である縄文人にも全く同じ傾向が見られます。そして、日本を代表する芸術家の岡本太郎氏は、ケルトの紐組紋から感じる生命美は、縄文土器の縄文から感じる生命美と信じがたいほどそっくりだと述べています。これらの事を考慮すると、スコットランドやアイルランドの先住的民族であると思われる『古代イベリア人=バスク人』系の人々は、その表現美、及び稀な民族的特性からすると、縄文人ともそのルーツを近しくしていた人々とも考えられます。ちなみに日本人に非常に馴染みの深い「蛍の光」はスコットランド民謡ですし、日本の国歌「君が代」を最初に作曲したのはジョン・ウィリアム・フェントンというアイルランド人(イギリス人という説もあり)です。又、怪談の『耳なし芳一』で有名な文学者、小泉八雲もアイルランド人です。ですから日本はケルト文化をあながち単なる遠くの異文化としては片付けらない間柄と言えるでしょう。

最近の遺伝子研究によると、『バスク人』とモロッコの『ベルベル人』、そしてユカタン半島の『古代マヤ人』はほぼ同じDNAを持っている事が分かり、これらの民族こそが『古代アトランティス人』の末裔ではないかとも言われています。ですから『島のケルト』と言われてきた人々の歴史をどんどん紐解いて行くと、『ドルイド』に代表される様な自然崇拝の魔術的世界だけではなく、人類の古代文明の謎が色々と見えて来るかも知れません。

▼『島のケルト』

『大陸のケルト』『島のケルト』を問わず、ケルト語を話す民族に共通して見られるのが、ドルイドという司祭を中心に作られた宗教で、ケルトの世界観を代表するものです。ドルイドは『大いなる知恵者(樫の知恵を持つ者という説もあり)』という意味で、頭からつま先まで白い衣に身を包み、自然の持つ霊的な力を信仰していました。ドルイドは文字による伝承は行わず、詩や、宗教観、自然学、倫理学に関する全ての知識を口頭による伝承で記憶しなくてはなりませんでした。ですから、ドルイドになるには大変な修練が必要で、全てをマスターするのに長い者では20年間かかったと言われています。ドルイドは宗教的指導者であると同時に、政治的な指導者でもあり、又様々な争い事を調停したりもしました。

ドルイド達は、この世を絶え間ない生成的の変化の産物と捉え、現世というのは、霊魂が意識を通じて感覚する一過性の経験であると解釈しました。また、霊魂は不滅であり転生し、地下(別次元?)には別の世界が存在すると信じられていました。”人間は目に見えない霊の力によって支配され、全てを司るこのダイナミックな力が生命を転生させていく” とされるケルト人にとって、死とは永遠に長い生の一時的な通過点に過ぎないという考えが生まれます。そしてその結果、死を恐れない、恐るべ勇敢さを持った戦士が生まれていったようです。紀元前3世紀、ギリシャの聖域デルフォイのアポロン神殿に侵攻したケルト人の武将が、ギリシャの神像が人間の姿をしているのを見てあざけ笑ったといいます。

ドルイド達は天文学や数学、自然学にも通じていて、自然を崇拝し、特に森を神聖な場所としていました。ローマの詩人 ルカヌスの記述によると、ドルイドの護っていた聖なる森には神像が置かれ、地面には音を立てる穴があり、木々が火によらず輝いて燃えるように見えたとあります。また、木々の根元には蛇が絡みついていたとも書かれています。ドルイドは、シャーマニックな魔術師の側面も持ち、豊穣や浄化、戦勝、厄難消除等を願い、聖なる森で様々な生贄の儀式も行いました。牛等の動物は勿論、罪人をはじめとする数多くの人間達も神への捧げものとして生贄にしたとされています。又、薬草に関する知識と儀式も発達していた様で、世界の他地域のシャーマン同様に、ウイッチ ドクター的な役割もあったと思われます。そして、この精霊に満ちた森を舞台にした自然崇拝的で多元的な宗教観が、妖精という異界の住人と我々が同居する、変容性に富んだケルト的世界観を造り上げたのでしょう。

キリスト教伝来以降、ドルイドの地位は教会にとって替わられます。しかしキリスト教もケルトの文化と融合した結果、ケルト系キリスト教と呼ばれる独特なものになって行きます。グレコ ローマンな具象的表現方法を避け、キリスト教では悪魔視される動物のデザインや、螺旋を多様した抽象的な模様が、『ケルズの書』や『ダロウの書』等の聖書の装飾等にふんだんに使われるようになります。また、アイルランドやスコットランド、ウェールズ特有の『ケルティック クロス』という十字架もその様な文化融合から生まれて行ったのです

▼『ドルイド』
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▲『ケルズの書』や『ダロウの書』
▲『ケルティッククロス』
▲『ハルシュタット文化』出土品
▲『ラ・テーヌ文化』出土品
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▲ シーザーに降伏するガリア人の王
▲スコットランド独立宣言が採択された『アーブロース寺院』(写真上)とスコットランド独立戦争を描いた映画『ブレイブハート』(写真下)
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▲バスク系の血を引く革命家『チェ・ゲバラ』
▲“島のケルト”先住民族『ピクト人』
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▲西ヨーロッパ巨石文明の遺跡『ストーンヘンジ』
▲縄文式土器の『縄文』から感じる生命美は『ケルト紐組文』と酷似している
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▲『ストーンヘンジ』から覗く月
▲バスク人の宣教師『フランシスコ・ザビエル』と
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▲『大いなる知恵者』ドルイド
▲『ケルティック・カレンダー』ドルイド達は天文学や数学自然学にも通じていた
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▲ フランスの名盤タバコ『ゴロワーズ』描かれた ヘルメットはガリア戦士の物をモデルとしている
▲『妖精』の存在は、森を神聖な場所として自然を崇拝していたドルイド達にとって重要な導手だった

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▼『大陸のケルト』
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